九品仏浄真寺
東京都世田谷区にある
九品仏浄真寺に参りました。
■所在地 東京都世田谷区奥沢7丁目41-3
■山号 九品山
■宗派 浄土宗
■本尊 釈迦如来
■創建年 延宝6年(1678年)
以前赴いた時期には 八重桜が美しく咲いていましたが
今回訪れた5月下旬は青もみじが目に鮮やかでとてもきれいでした。
初夏のお出かけもお勧めです。
九品仏浄真寺の由来は、元は奥沢城の跡地であったところを、
延宝6年(1678年)に徳川幕府から寺地として賜り、
珂碩上人が開山したことに始まります。
珂碩上人は、『観無量寿経』に説く九品往生の思想に基づいて、
印相の異なる9体の阿弥陀如来像を造立し、
本堂の対面に3つの阿弥陀堂に安置しました。
この9体の阿弥陀如来像が「九品仏」の名の由来となっています。
境内には、東京都指定文化財や世田谷区指定文化財などがあります。
また、三年に一度、五月五日に二十五菩薩来迎会という伝統行事が行われます。
閑静な住宅街にある寺院で、落ち着いた雰囲気の中でお参りできます。
駅のそば、高低差もない境内、
年を取ってからも気軽にお出かけできると感じました。