第15番長谷寺【白岩観音】群馬県高崎市
第16番水澤寺【水澤観音】群馬県渋川市
山岳の霊場という雰囲気が漂います。
群馬県の水澤観音に参りました。
急な石段を登ります。
水澤の名のとおり、清水豊かなところです。
手水舎にも水が滾々と出ています。
■所在地 群馬県渋川市伊香保町水沢214
■山号 五徳山
■宗派 天台宗
■本尊 十一面観音
■創建年 (伝)推古天皇の朝
■開基 (伝)恵灌
坂東三十三箇所 第16番
本堂(観音堂)です。
十一面千手観世音菩薩をご本尊としてお祀りしています。
彫刻は彫り抜きとのことです。大変美しいです。
六角二十塔です。
回転する一層目の地蔵尊を3回廻して供養します。
水澤の観音杉です。
ここを登っていくと飯縄大権現(いいづなだいごんげん)があります。
このお山をお守りしています。
急な階段で、降りるのはちょっと怖かったです。
鐘楼も見事ですね。
龍王辨財天(龍王弁財天)
「此の水は、当水澤観音の霊泉にて、財を成し、病を癒し天寿を全うする事は、龍王辨財天の示す処也」
この霊泉は広く人々に知られており、たくさんの方が、お水取りに訪れます。
この日は祐気取りで参りましたので、私もお水をいただきました。
写真はありませんが、大駐車場ちかくにある釈迦堂は自由に拝観することができます。
現代的な設備の建物で多くの仏像が安置されています。
坂東三十三観世音菩薩像をお祀りし、 お砂踏みが出来るところが設られています。
長い時間滞在して、ゆっくり自然のやさしさと観音様のご利益をいただくことができました。
参拝メモ
〇駐車場 無料駐車場あり
〇階段や坂 表参道の石段97段上り詰めると観音堂。★★★
大駐車場から向かうとあまり上らなくて済みます。★
雨引観音(雨引山楽法寺)
今から3年ほど前に
ブログに写真を貼り付けて、
そのあとずっと放置したままでしたが
今日改めて見返してみました。
訪れたのはいつの季節だったのか。。
空と木々の雰囲気を見ると
秋の初め頃かもしれません。
雨引山楽法寺
■創建年 伝・587年(用明天皇2年)
坂東三十三箇所 第24番
関東八十八箇所 特別霊場
東国花の寺百ヶ寺 茨城6番
なんと「警備犬」が境内を護っているとのことで
お目にかかることはできなかったですが
頼もしい警備犬を想い、うれしい気持ちになりました。
美しい多宝塔。
こちらのお寺の創建は用明天皇の時代と言われていますが
仏教が日本に伝わってから50年も経たないような大昔に
大和から遠く離れたこの土地に
このようなお寺が建てられたことがとても不思議に感じられます。
空や山の景色を観て
すっかり心癒されて、満たされます。
こちらのお寺で一番驚いたのことが
孔雀が放し飼いになっていることでありました。
元気に坂道を駆け上がる
力強い美しい孔雀。
美しい鳥です。
きらびやかな姿に心奪われます。私も大好きな鳥です。
蛇などを好んで食すことから悪を滅ぼす聖鳥とされています。
神経毒に耐性を持つためにサソリや蛇などの毒のあるものを
食べることができるそうです。
孔雀のあとを静かに追いかけて
随分長い間、孔雀と遊んで過ごしました。
そして、
鳩小屋にはクジャク鳩がいました。
こんなにたくさんのクジャク鳩を見るのも初めてのことで
これにも大変感動しました。
可愛らしいし、美しい。
立派な鶏もいました。
たくさんの孔雀に逢えるお寺。
また訪れようと思います。
雨引観音HP | http://www.amabiki.or.jp/ |
アクセス:
水戸線岩瀬駅から車で10分
桜川筑西ICから車で10分
出流山満願寺(栃木県栃木市)
梅雨時期の激しい雨の日でした。
雨が上がることを期待していましたが
お寺に到着したときも土砂降り。
傘を差して参道を進みました。
■所在地 栃木県栃木市出流町288
■山号 出流山
■宗派 真言宗智山派
■本尊 千手観音菩薩
■創建年 (伝)天平神護元年(765年)
■開基 (伝)勝道
■札所等 坂東三十三観音霊場 第17番
関東八十八箇所 特別霊場
■文化財 本堂(県文化財)
山門(市文化財)
座禅、滝行が行えるお寺です。
本堂です。
八間四面入母屋造り。
見事な彫刻がほどこされています。
悪天候のため
残念ながらこの日、奥の院に行くことは諦めました。
次回はぜひとも訪れてみたいものです。
鐘楼の前には池があり
鯉や金魚が元気に泳いでいました。
大好きな栃木県。
またゆっくり訪れようと思います。